中部旅行前夜 美味しいカレーに出会う

ホーチミン空港に到着し、空港から出ると、たくさんの出迎えのベトナム人達の中に、「Dr.MOGI」という紙を持っているトゥイさんの弟らしい人がいた。なぜMr.ではなく、Dr.なのかは、言葉が通じなそうなので、あまり気にしないことにした。

チョップスティックスのスタッフのドン トゥイさんに、ホーチミンにいるトゥイさんの弟から資料本を受け取ってきてほしいと頼まれていたのだ。彼は片言の英語が話せたので、なんとなく通じているところで会話しながら、一緒に飯を食べに行くことになった。彼は22歳の学生で、コンピューターを勉強しているとのこと。

夜22:30に到着して、朝6:15の便でフエへ向かう予定だったので、空港近くにホテルを取っていた。私と原田氏は、もう夜遅いし、飛行機の中で晩御飯も済ませたし、軽く食べたいだけなので、フォーとか、ブン(麺料理)とか、チャオ(おかゆ)とかでいいのだが、弟は我々をもてなさなければということで、きちんとしたレストランに連れていこうとする。 こんな深夜にきちんとしたレストランなんてなかなかやっていないのは我々もわかっている。「Anything OK! FO or BUN or something. We want eat a little.」

しかし、彼はタクシーを捕まえ、どこまでも深夜のホーチミンを走ろうとする。「頼むから、早く寝たいし、なんでもいいんだよ〜。そんなに気をつかわないで」 と思いながら、道端でフォーなどを食べている集団を指差し、「We want eat that!」 と必死に伝えたら、やっと理解してくれて、ホテル近くのそれでもわりときちんとした食堂へ連れてってくれた。

もうなんでもよかったので、「少しだけ食べたい。野菜とか。2〜3品。あなたのお勧めにまかせます」 と、弟に伝え、 タイガービールを原田氏と飲み始めた。

まず、ゴイ セン(ハスの茎のサラダ)が出てきた。 日本のレストランが使っているハスの茎は、生ではなく、瓶詰めの酢漬け。 日本では生は手に入らない。 ベトナムはもちろん生のハスの茎なので、日本の物とはやはり少し違う。まあ、この料理は定番なので、今までも何度も食べたことがあったけれど、久しぶりに食べるとその味を思い出した。

次に出てきたのがサプライズ。こんな提供の仕方、見たことない。まあ、見た目ただのヤギ肉のカレーなのだけれど、プレートにのせたカレーを卓上で煮込むもの。 ただこれだけのことなのだが、なんとも食欲をそそるルックスと香り。これはいいかも。原田氏と私は妙に熱くなりはじめ、シャッターを押しながら何やら日本語で盛り上がり始めます。

味のほうはというと…とてもうまい! ベトナム風カレーで、スパイスはインドやネパールにまけないくらい効いていて、ほのかにココナッツの風味がする。その微妙なバランスがとてもよい。 甘すぎず、いつまでも熱々なのもうれしい。 今まで食べたベトナムのカレーの中で一番おいしく、インパクトもある。 これはメニュー化したいな〜。 この店に連れて来てくれて、これをオーダーしてくれた弟に感謝。しかも、おごってくれたし、私たち日本円しか持ってなかったので、タクシー代まで出してもらってしまった。

ごめんなさい。
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