フエ到着 たくましいフエの女性

朝4:30に起床。空港へ行くが、タクシーの運ちゃんに国内便だと伝えなかったので、彼は日本へ帰るものだと思っていたのだろう、「空港まで」と言ったら、当たり前のように国際便ターミナルへ。ホテルの冷蔵庫の水を飲んでしまったら、トゥイさんの弟からもらったタクシー代が足らなくなり、空港で両替して払うなんて言ったものの、朝早すぎ両替所行やってない。どうするか〜なんて考えてたら、ここは国際便だと気づき、あわててタクシーに再び乗り国内便ターミナルへ。ここでもやっぱり両替所はやってないので、運ちゃんに千円札渡して、「This is same as US10 daller」と言うと、彼は喜んで帰っていった。

我々は急いで搭乗手続き。なんとか間に合ったが手荷物検査で日本の免税店で買ったスコッチウィスキーを没収される。液体を機内に持ち込めないのは知っていたが、日本からベトナムへの国際便で大丈夫だったのだからまあベトナム国内便なら大丈夫だろうと安易になめてたら、やっぱり駄目だった。まだ一口も飲んでないのに…よくよく考えたら、日本では荷物検査してからの免税店で買ったから持ち込めたのであった。

まあ、いつもどおり、ゴタゴタしながら、なんとか無事にフエまで辿りついた。 

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フエではビンジュオンというホテルへ向かう。 このホテルは日本人バックパッカーに人気のミニホテルで、1〜4まである。1は5ドルくらいからと安いが、狭くて汚いとのこと。 我々はべつにそこまでハングリーではないので、18ドルのビンジュオン3に泊まることにした。 このホテルはほんとにいい。おすすめです。日本語を話せるスタッフが4人くらいいるし、とにかく日本人に対して優しい。

各部屋には日本語が使える無料インターネット完備。部屋はきれいで広く、バルコニー付。ベッドはダブルでゆったりだし、ベトナムの安ホテルには珍しくエレベーターもある。自転車(1日約70円)やバイク(1日約300円)も貸してくれるし、バスからエアチケットまで、何でも手配。とにかくサービスがいい。なんかほっとした。

さあ、食べ歩きの始まりです。楽しみだな〜。コムヘンの有名店へ行く。ガイドブックなどにもおいしいという店は載ってたが、友人のベトナム料理研究家 伊藤忍さんお勧めのこの店へ行くことに。

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日本ではシジミの殻をむくという作業ができないので、メニュー化するのはあさりで代用するとかでないとできないけれど、現地在住日本人に絶大?というと大げさかもしれませんが、大人気の料理なので、とても興味があったし、期待して行きました。

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味はというと…期待以上にはなりませんでしたが、ベトナム特有の味の素の味はせず、あっさりとした体に優しい味・・・といいたいところだが、レモングラスと唐辛子のサテーオイルがかかっているので、あとからとても辛くなってきて、気がつくと汗びっしょりに。

また、たくさんの種類の生野菜(ミント・バナナ・スターフルーツ・パクチー・レタス・もやしなど)や、揚げねぎやピーナッツをトッピングして食べるので、味は複雑な感じになります。 マムトムとサテーオイルを入れると、味と旨味が濃くなって辛さも倍増、さらに汗だくになりますが、とても美味しくなります。もはや体に優しい味ではなくなってきていますね…。

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ブンヘンも頼んでみました。これは汁なしのブンと生野菜とシジミを合えて食べます。普通に美味しかった。これに付属するシジミスープも旨味があり美味しかった。マムトムのタレはそのままだと臭みがあって食べずらいと知らない日本人は感じるかもしれないが、ぜったいに一緒に食べてほしい。使わなかったらもったいないですよ。日本ではとても高いし。

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気候が熱帯と亜熱帯の境くらい…なので、ほんとに熱い。汗だくになりながら、歩いて次の店を目指す。ブンボーフエが美味しいと地元で有名な、忍さんお勧めのその名も「ブン ボー フエ」に。

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今までもハノイやホーチミンで食べたことがありましたが、どこもそこまで美味しいと感じたことはありませんでした。ここは本場だし、その中でも名店というので、これまた期待して来ました。

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しかし、スープはぬるい。麺はやわらかく、短い。スープの味は化学調味料の味もする。まあ、それはそれでおいしいが…しかし、これらはベトナムでは当たり前のことであって、ぬるいのも、麺がやわらかいのも味の素もベトナム人にはなんの問題もない。しかも、味の素は日本の商品だから、日本人は味の素が好きだと勘違いしていて、通常よりも山盛り入れてくれたりもする。日本人は熱いものは熱く、冷たいものは冷たくというのが基本。こんな料理を日本で出したらすぐにクレームだな。

商品開発をする時に、本場の味にするか、日本人に合わせるのかとよく悩むことがあります。どちらが本当においしいのか、疑問を持つことがある。ベトナム料理の本場の味を知れば知るほど、このままでは日本人の口には合わないなとか、ここをこうしたら、もっとおいしくなるだろうなということが見えてくる。

フランス料理にしろ、イタリア料理にしろ、本場で学ぶのは大切だが、本場にずっといすぎると、日本に戻ってきてから日本人シェフの料理の進化についていけなくなると言われる。日本人というのは向上心が高く、職人気質。それは料理の分野でも同じで、どんな国の料理も、日本人の手にかかると進化していくようだ。本場の人が、自分の国で食べるより、東京で食べるほうがおいしいという意見も耳にする。それでも、本場の味に忠実でありたいという料理人もいますが、ただ本場に近づけるだけではただのまねっこ。やはりその料理人ならではのこだわりや味付けがあってもいいのではと思う。もちろん、変える必要のないものは、なるべくそのままの味で提供すればいい。チョップスティックスでもベトナム人が開発したメニューで、そのままの料理もたくさんある。そのままで美味しいと思ったから、そのままメニュー化しただけという単純なお話。

フエのどの食堂やレストランでも卓上においてあるマムトムと唐辛子油味噌。その唐辛子味噌の「ot tuong」という名のものが非常においしい。とっても辛いのだが、旨味があって、これだけでもご飯が食べられそう。「ハン」というバインコアイ屋の自家製のものが一番美味しかった。これを日本で作りたい。作り方を調べないと…。

もう暑くて歩くのに疲れたので、シクロに乗って、フエで一番大きいドンバ市場に来た。

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ここはほんとに迷路のよう。どこに自分がいるのかわからなくなる。

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店で使う食器を買おうかと、交渉を始めた。

ステンレス鍋   5個で 175000ドン 
フォー用の器 10個で 350000ドン 
小茶碗    20個で 350000ドン 
レンゲ    30個で   15000ドン       
合計で         890000ドン 

これを全部買うから値引きしろってことで700000ドンに。日本円で考えてみると、4000円くらい。高いのか安いのか…よくわからん。そもそも、値札付けないし、日本人価格で言ってきているだろうし。 値引き交渉しているうちに面倒臭くなってきて、もう買うよと、 いつも負けてしまう。 

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その後にシルクショップに。シルク40%のショールを5枚欲しいと言ったら14000円だと。「そんな高いはずはない」と言うと、「これはシルクだから高い」とか、「これはシルク40%だろ」と言うと、「これはサイズが大きいから高い」とか、「日本より高い」と言うと、「私の彼は日本人だから、そんなことないのはわかる」とか、「やっぱり5枚いらない」と言うと、「恋人とお姉さんと妹とお母さんとお婆さんと友人に計6枚買え」とか言いあっているうちにまた面倒臭くなってきて、結局5枚を13000円で買うことで合意。

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あとであるレストランの学生ウェイトレスに給料はいくらもらってるのか聞いてみたら、1日8時間、毎日働いて、月給5000円くらいだそうだ。私は市場でやはりぼられたのだろうか…。

そのシルク屋のお姉さんはその後もついてきて、「飯は食ったか」とか、「コーヒーやお茶は好きか」とか、「ヴィトンのバッグはいらないか」とか、「美容院で髪の毛切らないか」とか…。「コーヒーくらい、サービスでだせよ」と、心の中でつぶやいた。あんなスタッフが自分の店のスタッフでいたらさぞ心強いか…いや、客が減るか。
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