旅行写真とまとめ

私は群馬県藤岡市の商店街の出身です。
私の親はガラス・サッシ店を営んでおり、貧しくも発展する日本全体の景気の波には
計らずとも、自然とのっていて、かわっていく街の雰囲気を、幼いながらも私も感じていました。
それが今から30年前くらいのことですが、今、ベトナムでは同じようなことが起こっています。


ハノイの町は、開発ラッシュ。
大きなビルがたくさん建設中です。

もうこの写真だけ見たら、どこの国なのかわからない。
この周辺は、新しいビルをいくつも建設しています。
ヨーロッパなどは、古い町並みを残しつつ、ビル街などは別の地域に開発します。
ハノイも、旧市街などは、ヨーロッパとは違う意味で、どうにもならないくらいに古い建物が残っています。
残したいと言えるような建物などはほとんどないのですが、
新たに大きなビルなどを開発するには、荒野や畑などを、開発地域にするしかないのでしょう。
でも、結果的に、古い町と、新市街が分かれて出来上がってきているので、
そういう意味では私は面白いと思っています。


旧市街の市場の中はこんな感じです。


こういった雰囲気が、自分が産まれた頃の、日本の田舎の雰囲気を思い出させます。
余計な情報は必要なく、ただ毎日精一杯生きるという感じですかね。


チェー屋のお姉さん。
市場の中の、契約した狭い陣地で、お金を稼ぐ為に一生懸命働いています。
彼女達を見ていると、お金を稼ぐということは、貴いことのように感じてしまいます。


毎日通う、常連さんが多そうですね。人と人のつながり。そういうのを感じます。
のんびりとしながらも、流れる時間は東京と同じ。
どちらが豊かな人生なのでしょうかね。


素朴で美味しい、チェータップカム。
見た目はお洒落じゃないですが、美味しさは格別です。
これがこのスタイルで残るのか、器がお洒落にかわるのか、将来が楽しみですね。



街の大衆食堂 コム ビン ザン 
ベトナムではこのスタイルが一般的ですが、これはそのうち進化するでしょうね。


どんだけのせても、伝票を書きません。
日本人だと、値段きまっているのかな?
600円くらい取られましたが、普通は100円〜150円くらいでしょうね。


もう休憩時間になる微妙な時間だったので、おかずもご飯もスープもぬるかった。
温め直すという概念はない。
電子レンジくらいは置こうよ・・・ね。


ここういうの、美味しいですよね。ぬるかったけど。
ベトナムをよく知る日本人は、このコムビンザンが大好きでしょう。
安くてうまい。これこそベトナム料理ですから。(私はいつもぼられますが)


日本料理も、ベトナム料理も、イタリア料理も、フランス料理も、私は家庭料理が一番美味しいと考えています。
見た目は地味かもしれませんが、愛情があり、バランスもよく、優しく、繊細な味わいです。
今回はベトナムの家庭料理は食べられませんでしたが、コムビンザンの料理もそれに近いという意味で
私は大好きです。(ぬるいし、ぼったくられましたが)


今回の旅行の中心的な目的はホイアンでした。
ホイアンは、古い建物が残っていることが有名ですが、
いくつかその町並みの写真をのせて終わりとします。


ホイアンの夜は、幻想的です。
ランタンが街中で光り、川の両岸にはたくさんの観光客であふれ、にぎわっています。
川にはロウソクに火をつけて流しているので、街灯はないですが、
あちらこちらからの灯が、街を彩っています。


のんびりした昼間です。
この風景が100年以上前から同じなのでしょうね。


川の対岸の中洲です。
ここはもともとは住宅地だったのでしょうが、今はレストランやお土産屋、ミニホテルなどがあります。


こういう雰囲気は、ホーチミンでも、ハノイでも、古い建物では同じです。
中国も同じ感じでしょうね。


ベトナムらしい配色です。
私はとても好きですね。


夜になると西洋人が利用するバー。
バーっぽくはないですが、これがホイアンスタイルです。



こういう建物が、ずっと街中にあります。


この街の建物はあまり変わっていないのでしょうが、
観光客が増えたという意味で、雰囲気はだいぶ変わってしまったのでしょうね。
世界遺産になる前、10年以上前を知る人は、そう感じているでしょう。


しかし、街のちょっとした路地なんかで、変わらない雰囲気を感じることができます。

ホイアンの街は、こんな感じです。

ベトナムは最近は観光地というより、商用で行く人のほうが日本人は多いように感じます。
西洋人はたくさん見かけますが、日本人はそんなに見かけません。
ベトナムのよさっていうのは、日本人がGWや短い夏休みなどで楽しめるものではないように感じます。
もっとゆっくりと、のんびりと過ごすこと。それがベトナムスタイルだと思います。
だからバックパッカーは、ベトナムにはまる人が多いのだと思います。
また、ホリディの長い、西洋人にも人気なのかもしれません。
日本人の方も、ベトナムへ観光で行った際は、観光地めぐりをするのではなく、その街に腰を落ち着け、
何も考えることなく、ただゆっくりと、次に何を食べるかだけを考えるくらいで過ごして欲しいです。
短い休みだからと、ガツガツと買い物などに時間を使ってしまっては、ベトナムのよさを感じることはできないでしょう。



最後に、やっぱり今回の気に入った写真を載せておきます。
岡部さんがモデルで、岡部さんには申し訳ありませんが、まあ仕方がないということで・・・


これ、日本じゃ流行らない・・・よね。

今回のベスト料理 黒い小豚 

友人のソン君(ソンさんとは別)が、美味しいイノシシ料理の専門店に案内してくれるというので、アインやソンさんも誘って行くことにした。

イノシシというのは、日本人にわかりやすく翻訳したものであり、実際は山にいる黒い小豚のことで、日本語ではよくわからない。

成長しても小豚サイズなので、子豚ではなく、小豚です。

この料理は、ベトナムでは高級料理になるらしい。


これです。

竹の子と共に料理することが多いらしい。

これがどれを食べても美味しい!!

揚げ春巻きももちろん美味しい!

まあ、日本の銘柄豚も美味しいですが、それと比べてどう美味しいかと言われると、どう表現していいのかわかりませんが、脂身も美味しいし、旨味が豊富。

これは白飯ではなく、おこわと食べるのがベトナムスタイルらしく、このおこわに白ごまと塩につけて豚と一緒に食べると、う〜ん、ベストマッチ!

日本人は料理に合わせておこわにするということはあまり聞きませんが、ベトナムではこういうのけっこうありますね。

これだけ旨味が豊富な小豚です。であれば、これで作ったスープは美味しいはずなので、それも注文。

これがまた絶品。竹の子入り。最高に美味しい。ああ、今回の旅行で一番の感動。

ブンが一緒に提供されるので、お茶碗にブンをとり、そこにこのスープを具とともにかけて食べると、ああ幸せ。


「エム オ〜イ。おかわりちょうだい」

と、もう1杯注文。

旅行でいろいろ食べて疲れた胃にちょうどよい優しさ。こういうベトナム料理が一番ですね。

最後に一番高価なお酒、薬用酒みたいな焼酎で乾杯。大満足でした。

ソン君ありがとう。日系の会社のサラリーマン務めですが、会社の同僚とよく利用するらしい。さすが食いしん坊。美味しい店を知ってます。

美味しいので、店の名前と住所を書いておきます。

COM MUONG BI

Duong so 3,nguyen phong sac keo dai,tran thai tong.

ビンミン 本店で

ビンミン本店で、アインとソンさんと待ち合わせをしていたので、向かうことにした。


今日はそんなに混んでないようです。

焼き鳥店が軒を連ねるリーバンフック通り


鶏の足。日本人には食べづらい。でも美味しい!!

  手羽先と骨付きモモ肉。甘しょっぱい味付けで美味。


スペアリブとジャガイモよサツマ芋。以前はサツマ芋はなかったような。ホクホクで美味しい。


大人気のパン。日本だとこれと同じものを出すのは難しい。
ベトナムは水が硬水で、日本は軟水だから、ベトナムのようなスカスカのパンは、同じ粉を使ったとしても作れない。
日本でフランスと同じパンが作れないのと同じ理由です。
 

店主のホンさんには、日本からいろいろとお土産を買ってきた。

ホンさんには日本酒。やきとりの提灯。招き猫。

息子さんにはドラゴンボールの筆記用具セット。娘さんにはハローキティの手鏡とバッグ、ボールペンのセット、奥さんには和菓子とせんべい。

 

ホンさんの味はやはり美味しい。勉強になります。


また来ます。ホンさんも本店の営業がんばってください。



 

ダナンの海鮮料理と、床屋での初体験

ホイアンの帰りにダナン空港を利用するついでに、
以前、行ったことがある海鮮料理屋へ行くことにした。

ホイアンの海鮮料理屋があまりにひどかったし、海鮮食べた気もしないので、
今度は知っている店にしておこうという感じです。
この海鮮料理屋はとても美味しかったが、前回は痛い目にあった思い出の場所です。
(ダナン旅行編 美味しい海鮮!でも騙される!!


やっぱりこのくらいのボリュームで出てくれないと、ベトナムで海鮮食べた気にならない。


ワタリガニは、一人に1杯づつ。そうでしょ。だって食べるとこ少ないんだから。


この海鮮スープがまたうまいんだよね。カニだし玉子スープ。


ああやっと海鮮料理で満足できた。
まだ少し時間あるから、カフェでも行こうと町を歩いていると、とても興味深い光景が。
床屋のスタッフが、頭に懐中電灯をつけて何かやっている。

面白いなこれは。ぜひ私たちもお願いしてみよう。


そしてこんな感じに。

おもいっきりローカルな床屋で、かわりがわり男性のお客さんがきます。
店主が一人で切っているので、順番をまっているお兄さんもいます。
私達は3人いましたが、私と岡部さん二人だけ、耳掃除をお願いしました。
そうすると、どこからかお兄さんとお姉さんがやってきて、掃除してくれました。



初めての体験で怖かったけど、なかなか気持ちよかったです。

床屋だけでなく、マッサージ屋でもやってくれるそうですよ。

カオラウの仕入れ

宿の姉さんに、どこでカオラウの麺を買えるか聞くと、市場だという。

まあ、そりゃそうだ。ってことで、市場へ行く。

チャリンコで市場の周りをぐるっとまわると、カオラウを販売しているおばちゃんの店が並んでいる。その中でも、化粧をちゃんとしてキレイめな、比較的若いおばちゃんの店へ行く。なんとなく衛生的な感じがしてしまうからだ。なんとなくね。

ここでも英語は通じないだろうから、岡部さんに頼る。


ベトナムでは、定価はあってないようなもの。必ず最初は高い金額を提示されます。
いちいち大げさに「そんな金額じゃあやってられないよ」とばかりに言ってくるおばちゃんに
負けじと交渉しないと、倍以上の価格が取られます。特に日本人は。


とは言え、ある程度のところで、ぼられてあげるのも仕方がない。
お互いに納得いく金額で話をまとめます。
間違いなく、それでもぼったくられているでしょうがね。仕方がないです。

カオラウの賞味期限などを聞き、ここでは1kgほど購入。

そしてその数軒横にいくと、乾麺を販売しているのでそこにも寄る。

もし生麺が傷んでしまった場合、最悪でも乾麺を吉野さんに食べさせたい。

フォーと同じで、生麺と乾麺では別物かもしれないが。

それと、カオラウの上にトッピングする麺帯をカットしたものも購入。これも吉野さんに

作ってもらわないとだ。

どのおばちゃんも、外国人観光客がカオラウの麺を購入するのが珍しいらしく、楽しそうだ。

通常、2日くらいしかもたない麺だから、外国人は購入しないだろう。

無理は承知。帰国するまではホテルの冷蔵庫に保管し、到着したらすぐに空港からクール便で届けてみよう。今はベトナムもそれほど暑くないから、もしかしたら大丈夫かもしれない。

カオラウを食べる

今回、ホイアンへ来た目的は、カオラウを食べる為と、カオラウの麺を日本に持ち帰り、製麺職人の吉野さんに届けることです。

そのついでにリゾートも少し楽しもうという感じです。

その旅に、鈴木さんと岡部さんも付き合ってもらいました。

ってことでカオラウの一番うまい店を探す。
 

宿の朝食でも、私は毎回カオラウを食べています。
他のメニューはキッチンで調理していますが、カオラウだけはどこからか運んできます。

宿の姉さんにどこで食べるのが一番美味しいかと聞くと、市場の前にある屋台がうまいと言う。

伊藤忍さんが「べとめし大全」での取材の際にカオラウのつくり方を習ったのも、この市場前の屋台だということだ。
しかし、前回来たときにその屋台を探したが、見つからなかった。

忍さんの本では、早い時間に締まるということだったが、宿の姉さんは、その屋台は夜11時までやっている言う。

そんなことで、ホイアンに来てからずっと昼も夜も市場前を探しているのだが、その屋台は見つからない。いったいどこにあるのだろう?

ちょうどその場所に観光案内みたいな小屋があったので、そこの姉さんに聞いてみる。

「このへんにカオラウの美味しい屋台があるはずなんだが、知らない?」

私の英語はかなりひどいが、なんとか一生懸命に話しかける。

「そこの通りに数軒あるよ」

「レストランではなく、屋台。小さな屋台。外で食べる屋台」

「屋台はわからない。美味しいカオラウの有名店がそこの通りに2軒ある」

「一番美味しいカオラウが食べたい。ベストカオラウ。どこにある?」

と、必死に聞いていると、若い女の子が、日本語で

「一番美味しいですよ。あの店かこの店。どちらも美味しい」

「え?日本語上手だね。あ・・・そう。あなたも食べたことあるの?」

「はい、私も食べます。美味しいです」

ってことでその2店を見た目で比べ、「こっち」っと決めて入る。

そういえば、「BALE WELL」のおばちゃんもこの2軒がうまいと言っていたな。

ここは価格も普通なので安心して食べられる。

ダラットワインをとりあえず頼み、

ホイアン名物のホワイトローズ、同じく名物の揚げワンタンは普通だからいらないとみんなを説得し、他にも名物的なコムガーと、サラダと炒めカオラウをとりあえず頼み、最後はカオラウを3人分頼む。

ホワイトローズは米粉の生地にすり身や肉かな。入っていて蒸したもの。

美味しいと言えば美味しいが、特別美味しいとは思えない。

フエの街で食べられる蒸し料理のほうが美味しいと思う。


コムガー。ここのものは鶏肉が食べやすく裂いてある。なかなか美味しい。


炒めカオラウ。こんなのもあるんだ。同じく蒸し麺を使用する日本の焼きそばにとても似た感じ。


そして、これが基本のカオラウ。本当かどうかはわからないが、ホイアンで一番美味しい??のかな。


混ぜ混ぜして、こんな感じに。わりとさっぱりで、日本の油そばなどよりはヘルシーな和え麺です。
 

カオラウはその麺のコシがベトナムらしからぬものであり、日本の麺で似ているのは、太めのやきそば用の蒸し麺かな。

温かい和え麺というのも、ベトナムでは珍しい。そういう意味で私はメニュー化したい。

日本ではフォーしか知らない人が多い。

チョップスティックスではブン料理は代表的なものをいくつかメニュー化して、すでに人気メニューとなっている。

さらにバラエティを出すのに、このベトナムでも珍しい、ホイアンだけでしか食べられないカオラウをメニュー化したい。
 

なぜカオラウがホイアンでしか食べられないかというと、理由があります。

カオラウの麺は、2種類の水を使って製麺します。

一つはこの土地、ホイアンの井戸水。これにはミョウバンと同じ成分が多く含まれているらしく、麺にしなやかさを与えるとか。

もう一つはもともとはホイアン近くのチャム島で作った木灰の上澄み液を使っていたらしいが、今ではかん水を使っているらしい。

どちらもアルカリ性の強い水で、麺にシコシコとしたコシを与える。
 

ベトナムでは、柔らかい麺が主流だが、この麺はコシがしっかりとしていて珍しい。

かつて日本人街がこの街にあったことが影響しているのではと言われています。

ということで、ホイアンでしか、この麺は食べられないのです。そしてわざわざここまで来ました。

日本三大うどんの一つ、群馬県の水沢うどんみたいなものなのかな。

榛名山、水沢の湧水で製麺した麺しか、水沢うどんとは言えない為、日本三大うどんなのに、知らない人も多い。

まあ、それはおいといて、日本でさすがにホイアンの井戸水で製麺することはできないが、

成分はわかっているので、そこは試行錯誤して、製麺してみたいと思う。

しかし、麺の食感はややざらついていて、プツプツと切れやすい。

観光客としてこの町で食べるのは美味しいが、これとまったく同じものを日本で作っても、

美味しい麺を食べ慣れた日本人をうならせることはできないかもしれない。

この麺のよさを生かしつつも、もう少しなめらかに、しっとりと作ることができれば、さらに美味しくなるだろう。
その為には、蒸し麺よりも、生麺で製麺したほうがいいかもしれない。
蒸し麺にすると、どうしてもざらつき感が出てしまう。

また、日本米のモチモチ感を加えられれば、世界に二つとない、新しい米麺が出来上がる。

とついつい熱くなってしまいますが、やりすぎるとカオラウではなくなってしまうので、そこは要注意です。

カオラウは炒めカオラウなどもあるが、基本的に和え麺で、五香粉とベトナム醤油などで煮豚を作り、その汁と調味料でタレを作る。

麺生地を四角く切ったものをカリカリにラードであげたものと、もやしやレタスの他、カイノンという青菜の若芽、そしてラウダンという香草を、

カオラウの麺の上にのせ、先ほどの煮豚とタレを一緒に和えて食べます。

カオラウのメニューへの登場。お楽しみに!!

ホイアンのビーチと、残念な海鮮料理

ホイアンのビーチまでチャリで行くことにした。

のんびりと田園に囲まれた田舎道を走っていった突き当りにビーチはある。

チャリで走るだけでもなかなか気持ちがよい。

このへん一帯は、ホイアンのリゾートホテルエリアだ。

「どこにしようかな〜。どこかのホテルのプライベートビーチのカフェとかないかな〜。

なにか飲みたいし」

「どこのホテルでも使えるんじゃないですか?金さえ払えば」

「ここでいいや」

と、とあるホテルのプライベートビーチらしきとこに入った。

「あそこがバーカウンターじゃない?」

「サイゴンビール二つと、冷たいお茶ください」

「あそこのビーチベッド使っていい?」

「はい、5ドルになります」

という感じで、ただのんびり、ビーチで寝そべっていた。

「以前ダナンで食べた海鮮が美味しかったのだけど、ホイアンでも美味しい海鮮ないかな?」

「あるんじゃない。でも情報がない。地球の歩き方に、1軒載っているけど、高そうだ。」

「あのおじさんに聞いてみてよ岡部さん」

っと、ベトナム語を話せる岡部さんに頼る。

「地球の歩き方に載っている店も美味しいけど、ビーチを西にチャリで走って5分くらいのとこに、美味しい海鮮の店があるよと言われた」

ってことで、走ること15分。

「これはないな。さっきのあの海鮮の看板が出ていた汚い店がそうじゃないかな。あそこでは食べたくないな」

「じゃあ、地球の歩き方の店にしょうか」

ってことで行ってみると、とても広く、高級な感じ。

まず庭園をぬけて、大きな2階建てのレストランがあり、我々はその奥に流れる川のほとりにあるテラス席へ。

30人くらいの団体が結婚式をやっていたが、それ以外に客はいない。

「ワイン飲みたいけど、外国産のワインしかない。ダラットワインないな。おーい。えむおーい。ダラットワインないの?チープなやつでいいんだけど」

「ないです」

「じゃあ、ベトナム茶3つ」

外国産のワインは日本のスーパーで800円くらいのものが、3千円くらいで販売している。日本と変わらないか、それ以上の価格だ。

「うーんなかなか高い店だね。美味しければいいけどね」

「とりあえず、頼みすぎずに、注文してみましょう」

「じゃあ、チャーハンと、揚げ春巻きと」

「俺、このナスの煮込み食べたい」

「俺はワタリガニのビール蒸し」

「じゃあ、こんなもんでいいいね。」


一番美味しかったというより、まともだったナスの煮込み 800円くらい


ワタリガニ、特に数を言わなかったけど、3人で1匹  1500円くらいかな


海鮮チャーハンという割には、素朴な感じで、味もあまりしない。
 

「今日はきっと料理長がお休みで、セカンドかサードシェフの日なんだよ。こんなに暇だし」

「こんなチャーハンなら、俺が作ったほうがうまいわ」

「だいたいベトナム茶を頼んだのに、これ紅茶じゃん。リプトンの」

「ワタリガニ、3人に1杯って、どこ食べるとこあるんだよ」

「きっと金がないやつらだと思われたからだよ。よかったじゃん1杯で」

っと不満ブーブー言いながら、3人はまたチャリに乗り、宿へと帰るのでした。

ホイアンの有名店 BALE WELL

久しぶりのホイアン

今流行りのホームステイ風?[Botanic Garden home stay] 1泊20ドルくらいを予約した。

離れの2ベットルーム、2リビングみたいな建物を私と鈴木さんでシェアし、岡部さんは違う建物の2階の1部屋へ。

風が通り、とても気持ちがよい。

ここはホイアンの旧市街と、ビーチとの中間に位置し、どちらへも宿で貸してくれる自転車で行くことができる。

どちらも漕ぐこと10分くらいかな。
 

もう夜なので、旧市街へ行くことにする。

今日は週末ということもあり、観光客がすごい。

ベトナム人が最も多く、次に西洋人が多いかな。

日本人はあまり見かけない。

川を渡ったあたりに自転車を停め、歩いて街をぶらぶらする。
 

我々は誰も買い物などに興味がないので、一通り街を見ると、もうやることはないので

晩御飯。やはりホイアンと言えば、以前、伊藤忍さんに教わった名店「BALE WELL」へ。
やはりこの旅ブログでも紹介したことがある店です。二人に食べさせたいので、連れていきました。

地図も見ずにたんたんと店に向かって歩き、裏道へ入って行く私に二人はよく道を覚えているなと驚いていた。
ホイアンは小さな町なので、道はすぐに覚えられます。

以前は看板などなかったが、今はわかりやすく表通りに看板が出ている。

以前よりも繁盛店になり、儲かっているように伺える。

しかし、今日はそんなに混んでいなかった。

この店はメニュー表などはなく、料理は1種類しかない。


これが全体図 右下のが Ram cuon っていう揚げ春巻き


豚の串焼き Nem nuong   豚肉串とつくね串、2種類あります。


小さなバインセオ 中部ではバインコイってのがあるが、ここではBanh xeo ってことでした


野菜のつけものと、右奥に味噌だれ

バナナの葉っぱでしっとりと戻した薄いライスペーパーに、豚焼肉と野菜入り揚げ春巻き、生野菜、つけものをのせ、包んで食べる。

もしくは小さなバインセオと豚焼肉を同じように包んで食べる。

とっても美味しいが、けっこうな油分とボリュームです。

空いているからなのか、いつもそうなのかわからないが、このおばさんがずっと巻いては渡してくれる。最初だけ巻き方を教えてくれるのだろと思っていたが、ずっとひっきりなしに巻いては渡されるので、休む暇を与えてくれない。

やはり美味しいし、他の二人も大満足だったが、立て続けにボリュームある肉料理を食べさせられるので、3個も食べたらお腹はいっぱいに。

それでもおばちゃんは怖い顔して巻いては渡してくる。

私も鈴木さんも もう食べられないのだが、岡部さんは美味しそうに食べ続けている。

さらに肉やバインセオが運ばれてくる。もうやめて〜  ショック

誰が食べるんだと思っていたが、岡部さんはすべて食べてしまった。

「岡部さん大丈夫ですか?そんなにたくさん食べて。さっきは少食になったとか言っていたじゃないですか」

「いや、美味しいものはたくさん食べておかないともったいないから。ベトナムに長く住んでいたけど、こんな料理初めて食べたよ。これは美味しい」
 

岡部さんがベトナム語で、おばちゃんに私のことを日本でベトナム料理屋をやっているんだと紹介する。

「じゃあ、あなたここの店の味を日本でやんなさいよ」

とおばちゃんは言ってくる。

以前にここの料理を真似してフェアメニューで販売したことはある。

ビンミンみたいにこの店を東京でやるのも面白いが、ちょっとマニアック過ぎかな・・・

「あなたの店は1日何人くらい客が来るの?」っとおばちゃんが怖い顔して聞いてくる。

「うーん、日によって違うけど、忙しい時で150人くらいかな」

「ふーん。この店は500人よ」

っと、鼻で笑われながら言われた。いや、参りました。恐れ入ります。
 

今日は暇そうだが、テーブルは路地の奥のほうまで置いてある。

店の席数は40席くらいだが、外にも50席くらいは用意してある。

値段は3人でビールやどぶろくみたいな地酒を飲んで6千円くらいかな。

私と鈴木さんはあまり食べてないから、普通に考えたら高い。日本人価格かもしれないが、

観光地なので、客単価は高そうではある。

ベトナムで客単価2千円で500人の客数って、単純計算だが、100万円の売上?どんだけ儲けているのやら。

久しぶりに会う ソンさん

以前の旅ブログにも登場していますが、ずいぶんと会っていませんでした。

10年ほど前、日本の写真専門学校の学生として日本で出会ったソンさんは、日本から中古カ メラやPCをベトナムにハンドキャリーで運ぶブローカーとして商売を始め、今では9階建てのビルを丸ごと借りて自分が経営するパソコン販売会社のオフィス として使用するほどの事業家になっている。

5年ほど前に禁止されている中古バイクの密輸で中国当局に拘束されたりして、ずっと連絡をとれないでいたが、アインの結婚式をきっかけに、また連絡がとれた。

ソンさんはPC販売会社の社長だが、奥さんがやりたいというので、カフェの経営を最近始めたらしい。コーヒー豆の産地で有名なハイランドで豆を仕入れ、オリジナルにブレンドして「スカイラインコーヒー」というブランドを作った。


スカイラインコーヒー 1合店

商売が思っていたよりもよかったようで、今はアジア最大級のショッピングセンターと言われるビンコムシティタワーなどにも出店し、3店舗にまで店舗数を増やしている。今もまた新規の開店準備をしている。

ビンコムシティタワー内の店   奥のガラスの向こうは、屋内スケートリンク。
内装費に700万円かかったそうだ。この金額は、ベトナムでは相当なものです。


日本が大好きなので、富士山の写真や、桜の木なども店内にはある。
カフェなのに、座敷席があるのもめずらしい。
 

2年後に開業するハノイ第2空港への出店も決まったようだ。

楽しそうに新店の図面やこれからの展望を話すソンさんを見ていると、奥さんの為じゃなくて、もう自分の商売になっているように見える。

 

ソンさんは日本の中古バイクが好きだと言う。

「へーそうなんだ。どれくらいバイク持ってるの?」

「50台」

「はぁ?50台?」

ってことで、ガレージを見せてもらう。

元バイク屋を居抜きで借りているらしく、必要な設備が揃っている。

ここで世界中から集めたホンダの旧車を、やはり世界中からパーツを集めてレストアしているようです。しかも、住み込みの従業員が3人いる。趣味に従業員??
すべてのレストアが完了したら、内装をきれいにして、旧車専門店でも作る気なのかもしれない。
趣味を商売とする、そんな感じなのかな。

 

ソンさんの新しいオフィスが入る9階建てビルの屋上。

ここに全面ガラス張りの壁を作り、360度パノラマの夜景が見れるスカイラインコーヒーを作るらしい。
階下の9階にはレストランを作るとか。

考えるスケールが私とは違いすぎて圧倒されてしまう。

6階〜8階がソンさんの会社のオフィスで、3〜5階はテナントで貸すらしく、そのテナント料だけで、ビル全体の家賃の7割を賄えるらしい。さすがです。爪の垢を煎じて飲ませてください。

 

ソンさんは急成長するベトナム経済の波に乗り、自分のアイデアと努力だけで成功した。

法律ギリギリのところでの勝負もしてきたし、大きな賭けにも挑戦してきたようです。

運もあるのだろうが、彼の人柄を見ると、それを引き寄せることのできる
人間性と大きな器を感じる。成功しても決しておごらず、さらなる成長を楽しそうにいつも考えている。
貪欲なのではなく、ただ仕事を楽しんでいるように感じます。

私とソンさんは、同じ頃に商売を始めた経営者同士で、ソンさんは私より一つ年下ですが、
なんか大先輩のような感じです。

ハノイのうなぎ春雨

ハンザ市場前にあるうなぎ春雨の専門店「Nha hang Mien Luon」に行く。


 

ここでは、うなぎ春雨の他、粥も食べられますが、春雨が食べたいので、汁麺、和え麺、炒め麺の3種類食べました。


左に山積みになっている茶色いものがうなぎ。繁盛店なのがわかりますが、極端な感じですね。
一応、ショーケースに入っていますが、これ見てベトナム人は美味しそうって思うのかな。
テイクアウトもやっていて、麺とうなぎ、スープを持ち帰るお客さんが多いです。


これが基本のうなぎ春雨。汁麺ですね。さっぱりでとてもヘルシー。


これはうなぎ和え麺。なんか見た目もいいですね。これはこれで美味しい。


炒めうなぎ春雨。玉子も入っていて、なかなかいい。


現地ベトナム人の中でも、女性客が多いいように感じます。

春雨はヘルシーなので、女性に人気なのかもしれません。

でも、日本のうなぎ料理とはまったく別物です。

日本のうなぎのよさは、まあ言わなくてもわかるとは思いますが、

このうなぎ料理は、川魚をかりっかりに揚げたような感じ。脂身はなく、ヘルシーな感じです。


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