ホイアンの夜の隠れた名物

ホイアンに18時にやや遅れて到着。

バスを降りるとバイクタクシーの兄ちゃんとおじさんがしつこいので、彼らに頼んで「ミンア」というホイアンの旧市街の中心、ホイアン市場のすぐ横にあるホテルへ乗せてってもらう。 このホテルは約200年前の中国式家屋らしいので、その古い建物郡が世界遺産になったホイアンを楽しむならここしかないと考えていた。バイクタクシーのおじさんは私の大型のトランクを足の間に挟んでふらふらしながらなんとかホテルまで乗せてってくれた。

しかし、このホテル、小さな部屋が6個しかないということで、すでに満室…。「しまった〜。予約すればよかった」今まで何度もベトナムへ来ているが、一度も予約したことがなかった。どこでも良かったからだ。このホテルは見た瞬間にますます泊まりたくなるほど、とても趣のある古民家だった。

まあ、しょうがないのであきらめ、バイクタクシーの兄ちゃん達お勧めの安いホテル、「ティエンチュン」に。外観はきれいだが、部屋は普通。一人12ドル。「OK! Check in please!」というと、「今、テレビ見てるから、先に部屋に入ってて下さい。あとで手続きします」「ああ、そう…OK」さすがベトナム。客よりテレビ優先。いいっすね〜。

「俺も言ってみたいよ。お客さんに向かってテレビ見たいから後でね・・・と」原田氏もぼやく。

しかもこの女性スタッフ、なぜか命令口調。若いくせにガミガミ怖い。客より偉そう。やや太り気味。ベトナムの女性はみな、怖い。もう少し厳密に言うと、みな自立しているというか、働いて家族を支えている感があるというか、とにかく元気でバイタリティーがある。怖い顔で怒ったかと思うとすぐににこっと笑顔をだしたり、表情豊かで素敵とも言える。

若いうちはまだかわいらしいが、25歳を超えたあたりから凄みがでる。また、旦那の給料は全部取り上げてからおこずかいを差し出したり、歯向かうものならガミガミと怒り、浮気でもしようものならもう恐ろしいことになるらしい。

ラ・スコールやチョップで働いている若い女性スタッフでさえも、彼氏の携帯は勝手にチェックしてるし、給料をとりあげて、「私が管理する」なんて言ってたりする。まだ結婚してないのに。「ベトナム人なんか嫁にもらったら大変だ」と、原田氏はぼやく。

ベトナム人女性がなぜここまで強くなったかというと、ベトナム戦争の影響があるらしい。男たちは皆、戦争へ行き、家を守るのは女しかいない。守ると言っても日本の女性のように家事をやるということではなく、外に働きに出、家事は子供たちも手伝って家族総出でやる。だから、未だにベトナム人女性はよく働く。ベトナム人女性に日本人の奥さんは外で働かずに家の仕事をするんだよと説明すると、「家にいて何するの?家事なんてすぐに終わるし、家にいても何もすることないじゃん」と言われる。そんな感じでベトナム人女性は強く、そしてかわいらしい。

しかし、その反動があり、男性はサボるのが上手。どう楽して稼ぐかということには長けているように見える。女性がしっかりしすぎると、男性はダメになると言われるが、そんな一面もあるのだろう。

さて、ホイアンには料理名物が3品ある。「カオラウ」という汁なし麺、「ホワイトローズ」という蒸し餃子みたいなものと、そして「揚げワンタン」だ。

これらを食べるのが目的だが、しかし、忍さんから絶対にこの店に行けと言われている「串焼きの店」にまず行くことにした。この店は夜しかやってないので、今日を逃したら食べられない。雰囲気があり、にぎやかな旧市街をテクテク歩いて行き、曲がるとわりと静かな道になり、さらにその道から細い路地を入って1個目を曲がったところという目立たない場所にその店はあった。そんな立地なのに、中は現地の人達でとてもにぎわっている。店の名前は「BALE WELL」かな。コムガー(チキンライス)屋の「ズン」の裏にある。

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ここの料理はサプライズでした。 ティットヌン(豚串焼き)、ネムヌン(豚つくね串焼き)、バインコアイ、揚げ春巻き、ライスペーパー、たっぷりの生野菜、スパイシーな見た目カレーみたいなタレと唐辛子味噌が出てきました。 「どうやって食べるの?」とスタッフに尋ねると、丁寧にやって見せてくれた。

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 ,泙此⊆蠅里劼蕕両紊縫薀ぅ好據璽僉爾鮃げ、そこに野菜をのせ、ティットヌンをのせ、さらに揚げ春巻きものせ、それをライスペーパーできれいに巻き、タレにつけて食べる。

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 同じように手のひらの上にライスペーパーを広げ、そこにバインコアイを広げてのせ、その中に生野菜とネムヌンをのせ、ライスペーパーできれいに巻いてタレにつける。 

「なんなんじゃこりゃ、うまいに決まってるだろ」という感じだ。 ティットヌンもネムヌンもバインコアイも揚げ春巻きもそのままでおいしいものなのに、それらを一緒にして食べるとは考えたこともなかった。日本料理のようにシンプルに食べる世界とは真逆の、豪快で大胆な料理。この店はこのセットしかなく、メニューブックもない。「こういうセットを日本で紹介できたら面白いが、この店はこれしかやってないからできるのであって、チョップスティックスやラ・スコールみたいにたくさんメニューがある店だとメニュー化するのは難しい」「できるとしたら完全予約制の特別セットとしてですね」 などと原田氏と思いをめぐらせていた。

ベトナムへ来るとこんなのやりたいと思うことはよくあるけれど、現状の店に当てはめるのが難しい。ベトナムで美味しい料理がある店は専門店ばかり。それだけを売っている店だからいい状態で提供できるのだ。

「まだ時間あるから、もう1軒行きましょう」と原田氏を誘い、百数十年前の家を改築して作った「チュンバック」というホイアン料理屋へそのまま行った。この店の雰囲気はとてもいい。ホイアン名物3品を注文。食べてみました。 どれもまあ、そこそこの味。出てくるまでに時間かかっていたので、作りたてのはずなのだがなぜかぬるい。やっぱり専門店で食べないとこんなもんかな。地元の客もまったくいない。地元客がいるのは、路地にある屋台だけ。ああいう店がやっぱ一番美味しいのだろう。

明日は屋台へ行きます。
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