ハノイのミーワンタンと、マッサージ

私がベトナムへ初めて来たのは11年前の2002年。
そのときは、ホーチミンでした。
それから毎年、ベトナム各地を旅していますが、
食べる事が仕事だと考えていたので、
食べながら写真を撮り、メモを残し、
1日に8食、その合間にデザートなどを食べ、
1週間もいて帰るころには、お腹をこわすような感じでした。

しかし、食べることを仕事と考えると、食事を楽しめなくなるので、最近はあまり考えないようにしています。

今のところ、ホーチミン、ミトー、ニャチャン、ホイアン、フエ、ダナン、ハノイ、ハイフォン、ハロン、ヴィエットチー、サパなどを
旅して、次に行きたいのはダラットですが、とは言え、いつもハノイを中心に旅しているので、
ハノイでの食事は、特に何も考えずに食べることが多いです。

とは言え、こんな日記を残しているのに、食事以外のことばかりになってしまってはまずいので、
一応、食事の記事も書いておきます。

 

ミーワンタン 北部風

以前ハノイに住んでいた岡部さんもハノイに来ていたのですが、その岡部さんが食べたいと言うので、
ミーワンタンを食べにすぐ近くの北部風ワンタン麺専門店「スイ カオ トム クイ」に行く。

ミーワンタンと言うと、ベトナム中部の都市、ダナンが有名だが
ダナン旅行編「ダナンでは、踏んだり蹴ったり」
そこで食べたミーワンタンとはぜんぜん味が違う。これが北部風らしい。

スープは内蔵の匂いがあり、クセがある。きのこのダシも入っているようです。

チリソースを加え、上に乗ったワンタンやチャーシューとともに、乾麺の中華麺を食べる。

中部の都市 ダナンで食べたものとは見た目もだいぶ違う。

ダナンでは野菜が別添えでたっぷり出た。南部の麺屋もそういうスタイルだが、ハノイはやはり別添えの野菜というものがつくことはないようだ。

この中華麺はチョップスティックスでもベトナム風やきそばを作るときに使用した。

細い玉子麺で、ベトナムでは中華麺というと、これを使用する。

乾麺のフォーと同様、水で戻したものを茹でて使うようだ。

ベトナムでは米の麺はハイフォンの名物麺バインダー以外は生麺(正確には蒸し麺)だが、中華麺は乾麺だ。

逆に乾麺のフォーなんて、現地ベトナム人は食べたことすらないと言う。


具材をこうやって用意しておくのも、日本じゃ保健所に怒られるな・・・


このスタイル。私は好きだな~。保健所は許さないだろうけど。

 

「今日はどうしますか?茂木さんはどこか行きたいところはあるの?」

「俺は特にない。夜にビンミンに行ければいいから、それまでは二人に任せるよ。」

「鈴木さんは?」

「なんでもいいです」

「じゃあ、マッサージに行きましょう」

と、マッサージマニア(体が凝りやすい体質らしい)の岡部さんが提案する。

「でも、マッサージって、真面目に受けたいのに、そうじゃない店も多いしね。途中まではちゃんとしているのに、最後のほうになると「ここからば別料金になります」とかね」

「そんなのことわればいいだけでしょ。そこで金払うからいけないんですよ」

「いやしかし、そういう雰囲気じゃなくて、はっきり真面目なマッサージ店ですってほうがいい。中途半端なのは困る。それを見分けることはできないの?」

「うー ん。なんとなくはわかるが、はっきりとはわからない。それらしい言葉が書かれていたり、ネオンがピンクだったりのはその可能性が高いが、まったく普通の マッサージ店に見えて実は違うというケースも多い。ローカル向けのマッサージ店は、特にわかりづらいかも。まあ、俺と一緒に行けば間違いない。いきつけの 店がたくさんあるから」

そんなことで、岡部さんオススメの正統派台湾系資本のマッサージ店へ行った。

料金は90分でチップも含めて2千円くらいだったかな。

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