ベトナムのおじいさんとおばあさん

アインのおじいさんは78歳。おばあさんは69歳。

ハノイ旧市街と、現在開発中の新市街との中間に位置する、古くにぎやかな街の静かな裏通りで暮らしています。今ではこの家の土地もバブル状態で、それだけでも相当な資産になっています。家の1階部分の路地に面した部分はテナントとして2店に貸し、その奥にひっそりと暮らしている。家の前の細い路地にはたくさんの露天が軒を連ね、ブンや、フォー、バインミーや、野菜や果物、飲み物など、いろいろ売っている。

 

6年ぶりに会ったのに、よく私のことを覚えていてくれていて、とても元気でした。

言葉はおじいさんがかろうじて片言の英語を話しますが、コミュニケーションをとるのは至難の業。それでもお茶やおかしやビールなどでもてなしてくれ、お土産にフランス産の赤ワインもくれました。おばあさんは何言ってるのかわかりませんが、よくしゃべります。

また合いに行きたいです。私もベトナム語が話せたらいいのにとつくづく思います。

 

アインのおじいさん家のすぐ前の路上で、「Bun ngan」(カモのブン)を食べる。

久しぶりに食べるベトナムのスープの味は、あっさりとしていてやはり美味しい。

生ブンは短くてスープの具みたいな感じで、麺好きの日本人にはちょっと物足りないかな。

 

別の日に、おじいさん家近くの池の前の路上で「ブン ダウフー」と「バインミー」を食べる。

ブン ダウフーはブンと揚げたての厚揚げとハーブとマムトム(海老醗酵味噌)ダレを一緒に食べるだけの料理でなんともシンプルですが、30度の気温の朝飯には、このくらいでいいかんじ。

しかし、臭いタレなので、日本人には朝からには少し抵抗あるかも。

バインミーはやわらかいバゲッドにスクランブルエッグと豚肉のミンチ、ハーブなどがたくさん入っていて、とっても美味しいです。


「ベトナムのおじいさんとおばあさん」への2件のフィードバック

コメントする