ホイアンの有名店 BALE WELL

久しぶりのホイアン

今流行りのホームステイ風?[Botanic Garden home stay] 1泊20ドルくらいを予約した。

離れの2ベットルーム、2リビングみたいな建物を私と鈴木さんでシェアし、岡部さんは違う建物の2階の1部屋へ。

風が通り、とても気持ちがよい。

ここはホイアンの旧市街と、ビーチとの中間に位置し、どちらへも宿で貸してくれる自転車で行くことができる。

どちらも漕ぐこと10分くらいかな。
 

もう夜なので、旧市街へ行くことにする。

今日は週末ということもあり、観光客がすごい。

ベトナム人が最も多く、次に西洋人が多いかな。

日本人はあまり見かけない。

川を渡ったあたりに自転車を停め、歩いて街をぶらぶらする。
 

我々は誰も買い物などに興味がないので、一通り街を見ると、もうやることはないので

晩御飯。やはりホイアンと言えば、以前、伊藤忍さんに教わった名店「BALE WELL」へ。
やはりこの旅ブログでも紹介したことがある店です。二人に食べさせたいので、連れていきました。

地図も見ずにたんたんと店に向かって歩き、裏道へ入って行く私に二人はよく道を覚えているなと驚いていた。
ホイアンは小さな町なので、道はすぐに覚えられます。

以前は看板などなかったが、今はわかりやすく表通りに看板が出ている。

以前よりも繁盛店になり、儲かっているように伺える。

しかし、今日はそんなに混んでいなかった。

この店はメニュー表などはなく、料理は1種類しかない。


これが全体図 右下のが Ram cuon っていう揚げ春巻き


豚の串焼き Nem nuong   豚肉串とつくね串、2種類あります。


小さなバインセオ 中部ではバインコイってのがあるが、ここではBanh xeo ってことでした


野菜のつけものと、右奥に味噌だれ

バナナの葉っぱでしっとりと戻した薄いライスペーパーに、豚焼肉と野菜入り揚げ春巻き、生野菜、つけものをのせ、包んで食べる。

もしくは小さなバインセオと豚焼肉を同じように包んで食べる。

とっても美味しいが、けっこうな油分とボリュームです。

空いているからなのか、いつもそうなのかわからないが、このおばさんがずっと巻いては渡してくれる。最初だけ巻き方を教えてくれるのだろと思っていたが、ずっとひっきりなしに巻いては渡されるので、休む暇を与えてくれない。

やはり美味しいし、他の二人も大満足だったが、立て続けにボリュームある肉料理を食べさせられるので、3個も食べたらお腹はいっぱいに。

それでもおばちゃんは怖い顔して巻いては渡してくる。

私も鈴木さんも もう食べられないのだが、岡部さんは美味しそうに食べ続けている。

さらに肉やバインセオが運ばれてくる。もうやめて~  ショック

誰が食べるんだと思っていたが、岡部さんはすべて食べてしまった。

「岡部さん大丈夫ですか?そんなにたくさん食べて。さっきは少食になったとか言っていたじゃないですか」

「いや、美味しいものはたくさん食べておかないともったいないから。ベトナムに長く住んでいたけど、こんな料理初めて食べたよ。これは美味しい」
 

岡部さんがベトナム語で、おばちゃんに私のことを日本でベトナム料理屋をやっているんだと紹介する。

「じゃあ、あなたここの店の味を日本でやんなさいよ」

とおばちゃんは言ってくる。

以前にここの料理を真似してフェアメニューで販売したことはある。

ビンミンみたいにこの店を東京でやるのも面白いが、ちょっとマニアック過ぎかな・・・

「あなたの店は1日何人くらい客が来るの?」っとおばちゃんが怖い顔して聞いてくる。

「うーん、日によって違うけど、忙しい時で150人くらいかな」

「ふーん。この店は500人よ」

っと、鼻で笑われながら言われた。いや、参りました。恐れ入ります。
 

今日は暇そうだが、テーブルは路地の奥のほうまで置いてある。

店の席数は40席くらいだが、外にも50席くらいは用意してある。

値段は3人でビールやどぶろくみたいな地酒を飲んで6千円くらいかな。

私と鈴木さんはあまり食べてないから、普通に考えたら高い。日本人価格かもしれないが、

観光地なので、客単価は高そうではある。

ベトナムで客単価2千円で500人の客数って、単純計算だが、100万円の売上?どんだけ儲けているのやら。

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